プログラミング言語のRuby!プログラミングを学ぶときの【入門編の言語】とも言われています。
なぜなら、Ruby(ルビー)は日本の技術者が開発したプログラミング言語として世界で使われているからです。
数多くのプログラミングスクールは、「まずはRuby」から学ぶスタイルとなってます。
今回は、プログラミング言語の「Ruby」について徹底的に解説していきます。
圧倒的スキルが身につくプログラミングスクール5選
- DIVE INTO CODE
・年齢制限なし
・現場レベルの技術や開発が学べる
・オリジナルのWebアプリケーションが作れる - RUNTEQ
・高クオリティーで人気急上昇中!
・800~1,000時間の圧倒的な学習量
・現役エンジニアによるオリジナルポートフォリオ作成支援
・何でも相談できるバディ制度 - DMM WEBCAMP
・転職成功率98%・離職率2.3%
・転職できなければ全額返金。
・DMM.comグループならではの非公開求人も多数 - ディラボ
・Javaに特化し「未経験が2ヶ月でJavaシルバー資格取得可能」
・1期10名しか入れない「ガチの開発エンジニア育成スクール」
・平日でも土日でも基本的に質問し放題!
・卒業後現場の最前線で活躍できるスキルが身につく - Aidemy Premium
・AIに特化したプログラミングスクール
・完全初心者から研究者クラスまでに対応した幅広く優良なコンテンツ
・メンターと学習進捗を一緒に計画し挫折しないシステム
・20代には特待生制度アリ!
Rubyとは?基本情報と由来について
Ruby(ルビー)とは、1995年に一般公開された※「オブジェクト指向スクリプト言語」です。
「オブジェクト指向」とは、システムをどう捉えるか?についての考え方です。
また、「スクリプト言語」とは、主に書いたプログラムのテキストファイルそのままで実行可能なプログラミング言語の総称。
Rubyの制作者は「まつもと ゆきひろ(通称:Matz)」さんで、製作者自身が好きな言語の一部(Perl、Smalltalk、Eiffel、Ada、Lisp)をブレンドして新しい言語としてRubyが作られました。
また、Rubyは日本で開発されたプログラミング言語の中で、初めて国際規格である「国際電気標準会議(IEC)」で認定されたプログラミング言語です。
Rubyはフリーソフトウェアなので、無料で使えることはもちろん、複製・変更、および再配布も可能となっています。
Rubyのコードはシンプルに書きやすく読みやすいので、知識の浅いプログラマーやプログラミング未経験者にもおすすめのプログラミング言語のひとつです。
そして、近年クラウドサービスをはじめスマートフォン向けのアプリケーションやソーシャルゲームの開発にも広く用いられるようになってきました。
その中で主流となっているのはRuby on Railsです。
Rubyの由来について
Rubyという名前の由来には、誕生石(宝石)がかかわっています。
Rubyを生み出した、まつもとさんの同僚が7月生まれで、その誕生石が「ルビー」であることから名付けられたとされています。
また、Rubyは同じプログラミング言語でもあるPerl(パール)を参考にした部分もあり、
6月生まれの誕生石であるパール(真珠)の次のプログラミング言語の意味もこめられて、7月の誕生石のRubyと名付けられたとされています。
Ruby on Railsとの関係は?
引用元:Ruby on Rails
Ruby on Railsとは、Ruby言語を使ったWebアプリケーション開発のためのフレームワークです。
例えば、サイトに登録するために自分の情報を書いて完了のボタンを押し、その後画面に「登録が完了しました」と出力されたとします。
このようにサイトのページを違うページにしたり、書いた情報を記録したりとそのままの状態を保持するのではなく、更新や遷移を行うことができる動的な仕組みを「フレームワーク」と呼びます。
つまりはRuby on Railsとは、Rubyを使ったフレームワークなのです。
Rubyで何ができるのか?
Rubyは人気のフレームワーク「Ruby on Rails」のベース言語です。
Ruby on RailsはWebアプリケーションを作成するためのフレームワーク(枠組み)で、これを利用してさまざまなアプリケーションの開発ができます。
Rubyは、Ruby on Rails以外にも、SINATRA、Padrino、Hanamiなどのフレームワークでも使えます。
ショッピングサイト
Rubyを使えば、本格的なショッピングサイトを作ることも可能です。
さらに定期購読の販売、キャンペーンページのような単発の商品販売サイトなど、さまざまな形式のサイトが開発できます。
ゼロからプログラムを組んでショッピングサイトを作る方法もありますが、Rubyには「Solidus」という簡単に決済機能を実装できるパッケージが用意されています。
そのため、ショッピングサイトのフロント部分だけではなく、決済機能などのバックエンドの部分まで開発が可能です。
SNSサイト
Ruby on Railsでは、ユーザー登録、ログイン、データベースなどSNSサイトに必要な要素を作成できます。
過去、TwitterでもRuby on Railsベースのシステムを使っていました。(現在はJavaVMに移行)
その他にも、ビジネスSNSの「Wantedly」、宿泊施設・民泊を貸し出す人向けのコミュニティサイト兼予約サイトの「airbnb」などもRubyのシステムを使っています。
アプリケーションサイト
Ruby on Railsを使って開発できるものとしてアプリケーションサイトが挙げられます。
数多くのパッケージとAPIがあり、工数を削減しつつサービスを作成できます。
Rubyで作られた代表的なアプリケーションサイトとしては、日本でも有名なレシピサイトの「クックパッド」。
飲食店のグルメクチコミサイトの「食べログ」など著名なサイトがあります。
Ruby の特徴とメリット
Rubyの最大の特徴は、短く、シンプルなコードが書けることにあります。
また、国産のプログラミング言語であることから日本語ドキュメントも豊富で、初学者には勉強しやすい言語です。
Rubyのソースコードの特徴
Rubyのソースコードの特徴は、大きく分けて2点です。
- 他の言語と比べてシンプルで読みやすいコードが書ける
- オブジェクト指向であること
シンプルで読みやすいコードが書ける
画面に”はじめてのプログラム”と表示するプログラムをJavaと呼ばれる他のプログラミング言語とRubyで書いたもので比較してみます。
上記のようにRubyはより少ないコードで同じことができ、非常にシンプルに書けます。
オブジェクト指向
オブジェクトとはデータと処理の集まりのことです。
ざっくりとした集まりではなく、ひとつのテーマを持った集まりです。
例えば「東京」と「大阪」があったとしたら「東京」と「大阪」は別々の異なるオブジェクトです。
東京は「場所が東京」という状態を保持していて、「場所を教えて」と問えば「東京」と答えるようになります。
このようなオブジェクトのシステムによってプログラミングを行うことをオブジェクト指向と言います。
オブジェクト指向のメリットとは?
例えば、たくさんの部署がある企業を想像してください。
あなたはその企業の社長です。8:30に朝礼を終え、仕事がスタート。
その時1人1人の部署を調べて「あなたは経理部だから費用の計算をしなさい」「あなたは営業部だからA会社に営業行きなさい」と指示をするのは大変ですね。
社員に「仕事を始めてください」と伝えたとき、それぞれが自身の部署に合った行動をとってくれれば社長の負担は軽くなります。
プログラムでも同じことが言えます。
メインの処理がそれぞれのデータに対して細かく指示を出していると、処理が複雑になる傾向にあるのです。
上記の例を オブジェクト指向 に当てはめると社員はオブジェクトであり、社長はそれらのオブジェクトを扱う処理に近いと言えます。
複雑なプログラムはバグを生み出しやすく、変更が難しくなります。
そして、プログラムには変更されることが多いもの。
変更に強い作りにすることで修正作業が楽になり、バグの発生を抑えやすくなります。
RubyGemsが便利
RubyGemsは作成したパッケージを公開したり、インストールに役立ったりするシステムのこと。
Rubyのパッケージとは、簡単にいうとRubyでプログラミングを行う時に便利な機能をまとめたものです。
RubyGemsにはさまざまなパッケージがあり、初心者に有り難いものも豊富。
このようなプログラミング入門のハードルを下げてくれるRubyGemsのようなシステムを気軽に使える点もRubyの魅力の1つと言えるでしょう。
RubyとPythonの得意分野の違い
Rubyと共通する点が多いプログラミング言語としてPythonがあります。
どちらも読み書きがしやすく、RubyでできることはPythonでも開発することが可能です。
ただし、RubyとPythonでは、得意とする分野が変わってきます。
Rubyの得意分野
Rubyが得意とするのは、ショッピングサイト、ブログサイト、アプリケーションサイトなど、フレームワークを使い構築できるWebサイトです。
Pythonの得意分野
Pythonが得意とするのは、統計学、解析、分析などで、人工知能・機械学習といった分野です。
Rubyの将来性って?
上記の画像を見てわかるように、Rubyを扱うエンジニアの平均年収は年代別で以下の通りでした(カッコ内は年代の中の順位)。
- 20代:397万円(9位)
- 30代:520万円(8位)
- 40代:603万円(9位)
- 50代:585万円(9位)
近年、Rubyの需要は以前に比べると落ち着いてきています。
その一方でプログラミング言語Python(パイソン)の需要が伸びており、将来性を考えるとPythonのほうがおすすめです。
Rubyの主な勉強法は3つ
Rubyをどのように勉強すればいいでしょうか?その方法は簡単です。
以下の3つを実践していただくと可能です。
- Ruby関連の参考書で学ぶ
- プログラミングの基礎を学習できるWebサービスを利用する
- プログラミングスクールに通う
Ruby関連の参考書で学ぶ
具体的にどういう文法があってどう使うかはやはり書籍読むに限ります。
今回はその中で厳選した2冊を紹介します。
Ruby初学者の教科書といっても過言では無い本。
基礎の基礎から書いてあるのでとてもわかりやすいです。
多少厚めの本ではありますが、プログラミングをやったことが無い方にもおすすめ。
実践で使える発展的な内容がわかりやすく書かれています。
初心者の方にとっては多少難しく感じるかもしれませんがRubyでサービスを作られるのであれば、1度は読むべき本です。
プログラミング学習サービスを利用する
プログラミング学習サービスの利用は、特にまとまった時間がとりにくい社会人の方におすすめ。
ドットインストール
Rubyの学習に費用をかけたくない方にオススメのサービスは「ドットインストール」です。
講師がコーディングをしながら、1レッスンにつき3分でプログラミングについて解説を行うというサービスです。
動画の視聴は基本無料です。
RubyだけでなくPHPやPython、Swiftなど幅広い言語のコースが、網羅的に開講されています。
新しいプログラミング言語について、知識を得たいという方にもおすすめです。
Udemy
有料サービスの利用を検討している方には、Udemy
などのサイトもおすすめです。
プログラミングスクールに通う
Rubyは、基本的にどこのプログラミングスクールでも学べる言語ですが、
その中でも「Ruby」に力を入れてるプログラミングスクールを3つご紹介していきます。
- DIVE INTO CODE
年齢制限なし10ヶ月間の無償就職サポート付き!! 未経験から実務歴2-3年が必要とされる求人票で内定獲得者多数!! - テックキャンプ
Rubyの生みの親:まつもとゆきひろ氏がカリキュラムを監修!未経験からプロのエンジニア転職を実現 - DMMWEBCAMP
29歳未満ならダントツ人気NO1!! 転職率98%、離職率1%なので希望する企業に就職・転職しやすい!
まとめ
Rubyとはプログラミング入門者にやさしい言語です。
Rubyは他のプログラミング言語と比べてとてもシンプルで、プログラミング入門者にとってハードルが低い言語です。
また、Rubyは国産の言語であるため解説サイトなども多く存在し、学習中つまずいた際も解決策を探しやすいです。
実際にRubyで作られたサービスも多数あるため、学習モチベーションも保ちやすい利点があります。
しかし、プログラミングを効率よく学ぶには、プログラミングスクールに通うのが1番です。
DIVE INTO CODE とDMMWEBCAMPとテックキャンプについての詳しい情報は下記記事を参考にしてみてください!
関連記事:DPro(ディープロ)は未経験からエンジニアになることができるスクール?
【おすすめ記事】
なぜ35歳の80%がこのプログラミングスクールに通うのか?
DMM webcamp 悪い評判多数!?DMM webcampのウラ側と評判・口コミの真相!